Type Something

「やる気が出ない」
「何もしていないのに疲れている」
「前に進みたいのに、体も心も動かない」
こんな状態に陥ると、
多くの人はまず自分を責め始めます。
もっと努力すべき
もっと行動すべき
自分は甘えているのではないか
...
これ、めっっっっっちゃわかります。
私も、2年くらいこんな風だった時期がありました。
でも実は、
人生が停滞していると感じるときに起きていることの多くは、
性格や意志の弱さの問題ではありません。
それは、
脳のエネルギー状態の問題なんです。
今日はそんなお話をくわしくまとめてみたいと思います。
私たちが「やる気」と呼んでいるものの正体は、
精神論ではなく、主に脳内物質の働きです。
特に重要なのが、
ドーパミン。
ドーパミンは、
行動を起こす
未来をイメージする
「やってみよう」と感じる
こうした働きを司る神経伝達物質です。
よく「快楽ホルモン」と言われますが、
正確には
“行動への動機づけ”を担う物質。
つまり、
ドーパミンが十分に出ているとき → 人は自然に動ける
ドーパミンが枯渇しているとき → 動こうとしても動けない
という状態になります。
ドーパミンは無限に出続けるものではありません。
頑張りすぎた
長期間ストレスにさらされた
感情を抑え続けた
評価や比較に神経をすり減らした
こうした状態が続くと、
脳は安全のためにブレーキをかけます。
それが、
無気力
興味の喪失
何もしたくない感覚
として現れる。
これは「サボり」ではなく、
脳が生き延びるための防御反応です。
ここで、とても簡単なセルフチェックがあります。
それは、
他人の活躍を見たときの自分の反応。
誰かが頑張っている姿や、成功している話を見たとき、
「よし、私もやってみよう」
「刺激になる」
「ワクワクする」
こんな反応が出るなら、
あなたのドーパミン回路はまだ動いています。
つまり、
今は「チャレンジしてもいい状態」。
一方で、
眩しすぎて見ていられない
比較して苦しくなる
無意識に距離を取りたくなる
SNSを閉じたくなる
こう感じるなら、
それは脳が回復を必要としているサイン。
他人の活躍が「眩しい」と感じるとき、
多くの人はこう思います。
嫉妬している自分はダメ
器が小さい
もっと前向きにならなきゃ
こんな自分じゃダメだ。
と感じてしまうんです。
でも実際には、
これは脳の感受性が一時的に高まりすぎている状態。
ドーパミンが枯渇すると、
脳は「刺激」を過剰に刺激として受け取ります。
本来なら「励み」になる情報が、
「負担」になる。
それだけのこと。
この状態でよくやってしまうのが、
無理に行動する
自己啓発を詰め込む
もっと頑張ろうとする
でも、
ドーパミンが回復していない状態で無理をすると、
行動が続かない
さらに自己嫌悪が増える
回復までの時間が延びる
という悪循環に入ります。
脳はとても正直なので、
エネルギーが戻らない限り、
「やる気」は湧きません。
ここで大事なポイント。
回復してきたとき、
いきなり
やる気満々!
何でもできそう!
とはなりません。
最初に現れるのは、
ちょっと気になる
少しだけやってもいいかな
前ほど嫌じゃない
というごく小さな反応。
これが、
ドーパミン回路が回復し始めたサイン。
そのタイミングで初めて、
少しずつ動き始めればいいのです。
面白いことに、
本当に状態がいいときほど、
気合を入れていない
無理していない
自然に進んでいる
という感覚になります。
「頑張っている」という意識が強いときほど、
実はエネルギーは不足していることが多い。
だから、
もっと頑張らなきゃ
と思っている時点で、
それは休むサインでもあります。
人生が停滞しているように感じるとき、
本当に必要なのは、自分を奮い立たせることではなく
今の状態を正確に認識すること。
動けないなら、
それは「今はチャージ期」。
動こうかな!と思える時なら、
それは「今はチャレンジ期」。
どちらが良い・悪いではありません。
動けないときは、脳が回復を求めている
動けるときは、自然に動ける
他人の活躍への反応は、今の自分の状態を教えてくれる
「眩しすぎる」は、休めというサイン
活躍に刺激をもらえるなら進め。
活躍が眩しすぎるなら、ちゃんと休め。
人生は直線的に進むものではなく、
波のように進むもの。
その波を無視しない人ほど、
長く、深く、自分の人生を生きていけます。
どうか、『こんな自分はダメだ』という想いに気づき、向き合ってみてくださいね。
それでは、今日も愛を込めて。
三石 真己
この記事を書いた人

三石 真己(Maki Mitsuishi)
自己実現コーチ/水と声と意識の専門家。
19年以上にわたり「意識と現実の関係性」「人が同じパターンを繰り返す構造」を探究。
心理学の科学的視点とスピリチュアルの知見を融合し、思考・無意識・感情・身体感覚に直接アプローチする対話×構造化コーチングを提供。
本ブログでは、自己実現が進む人と止まる人の違いを、体験と構造の両面から綴る。