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母の恥を引き受ける娘と息子

2026/3/14 04:23

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こんにちは!
三石です。

最近、セッションをしていて
ふと気づくことがあります。

クライアントが抱えている苦しさが、
どう考えても
その人の人生だけでは説明がつかないことがあるんです。

例えば

・人前に出るのが怖い
・目立つと恥ずかしい
・成功すると落ち着かない
・なぜか罪悪感が出てくる

理由を聞いても
特に大きな失敗をしたわけでもない。

でも
体の奥に
「恥」の感覚がある。

これ、
実はその人のものではない場合があります。

母親の恥を、
子どもが引き受けていることがあるんです。

今日はその話を少し。


子どもは、母の感情を引き受ける

子どもはとても敏感です。

特に小さい頃は、
言葉ではなく
空気や感情を感じて生きています。

例えば

母親が

・自分に自信がない
・人生に後悔がある
・人からどう見られるかを気にしている
・女性としての劣等感を抱えている

こういう感情を持っているとします。

多くの母親は
それを子どもに話しません。

でも感情は消えないので
家庭の中に
静かに漂います。

そして子どもは
それを感じ取ります。

言葉ではなく、
体で。

すると子どもは
無意識にこう思うんです。

「お母さんがつらそう」

「どうにかしてあげたい」

そして
とても自然に

その感情を引き受けます。


娘が引き受けるもの

娘の場合、
母の「女性としての恥」を
引き受けやすいです。

例えば

・女として魅力がない
・人生をうまく生きられなかった
・夫婦関係の不満
・本当はやりたいことがあった

こういう感情。

これを引き受けた娘は
人生のどこかで
こんな感覚を持つことがあります。

・自分を出すのが怖い
・美しくなることに抵抗がある
・成功すると罪悪感が出る
・人から見られると恥ずかしい

表面では
「自信がない」と見えるかもしれません。

でも実際には

母より幸せになってはいけない

という
無意識が働いていることがあります。


息子が引き受けるもの

息子の場合は
少し違います。

息子は
母の「存在価値の恥」を
引き受けやすい。

例えば

・私は大切にされない
・私は価値がない
・私は愛されない

という感覚。

これを引き受けると
息子の人生では

・女性に過剰に尽くす
・女性に振り回される
・自信が持てない
・成功しても満足できない

という形で
現れることがあります。

これは
女性に弱いとか
優しいとか
そういう単純な話ではなくて

母の価値を守ろうとする無意識

だったりします。


私がこのことに気づいたきっかけ

このテーマを深く考えるようになったのは
セッションの中で
ある共通点に気づいたからでした。

クライアントが
「恥」の話をするとき、

その感覚が
どうも本人の体験より
もっと古い感じがするんです。

まるで
長い間そこにあるものみたいに。

そこで
家族の話を聞いていくと、

母親が
同じような感覚を持っていることが
よくある。

例えば

・人前に出るのが怖い母
・目立つのを避ける母
・人の目を気にする母
・自分を出さない母

そして娘が

「私も同じなんです」

と言う。

その瞬間、
「あぁ、これか」と思うことがあります。

人は
言葉よりも先に
感情を受け取ります。

そして子どもは
母を守ろうとします。

それが
とても自然な愛だからです。


でも、それはあなたの人生ではない

ここで大切なのは

これが
母親が悪い
という話ではないことです。

母にも
その母がいます。

感情は
世代を超えて
受け渡されることがある。

ただ
どこかの世代で
気づく人が現れると
それは止まります。

もしあなたが

・理由のわからない恥
・成功すると出てくる罪悪感
・目立つことへの抵抗

を感じるなら

一度
自分に聞いてみてください。

「これ、本当に私の感情?」

と。

もし
違う気がするなら

それは
返していい。


愛の形を変える

子どもが
母の感情を引き受けるのは

愛です。

でも
大人になった私たちが
そのまま持ち続ける必要はありません。

むしろ

それを返すことが
本当の意味での愛になることもあります。

心の中で
こう言うだけでいい。

「これはお母さんのものだね」

「私は私の人生を生きるね」

それだけで
不思議なくらい
体が軽くなることがあります。


最後に

もしこの記事を読んで

「ちょっとわかるかも」

と思ったら

それだけで
大きな気づきです。

私たちは
自分の人生を生きているつもりでも

気づかないうちに
誰かの感情を背負っていることがあります。

でも
それに気づいた瞬間から

人生は
少しずつ軽くなります。

あなたは
誰かの人生を生きるために
生まれてきたわけではない。

あなたには
あなたの人生があります。

そしてそれは
思っているより
ずっと自由です。

それでは、今日も愛を込めて。
三石 真己

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この記事を書いた人

三石 真己(Maki Mitsuishi)

 
自己実現コーチ/水と声と意識の専門家。
19年以上にわたり「意識と現実の関係性」「人が同じパターンを繰り返す構造」を探究。
心理学の科学的視点とスピリチュアルの知見を融合し、思考・無意識・感情・身体感覚に直接アプローチする対話×構造化コーチングを提供。
本ブログでは、自己実現が進む人と止まる人の違いを、体験と構造の両面から綴る。