Type Something

「コーチングを受けたけれど、正直あまり変わらなかった」
そんな声を、実は少なからず耳にします。
というか結構耳にします。
一方で、
同じコーチングを受けて、
人生やビジネスが静かに、でも確実に変わっていく人もいる。
変わる人は、本当に劇的に変わります。
この差は、
才能でも、頭の良さでも、
コーチとの相性だけでもありません。
変わらない人には、いくつか共通した“構造”があります。
この記事では、
誰かを否定するためではなく、
「なぜ変わらないのか」を誠実に一生懸命 笑 解き明かしていきます。
コーチングで変わらない人の多くは、
無意識のうちにこう思っています。
「自分に合った答えを教えてほしい」
「正解を知りたい」
「これで合っているか確認したい」
でも、コーチングは
答えを渡す場ではありません。
答えを外に求めた瞬間、
判断力はコーチ側に預けられます。
その結果、
・セッション中はスッキリする
・一時的に納得感はある
・でも日常に戻ると動けない
という状態が起きる。
これは能力不足ではなく、
コーチングの使い方がズレているだけです。
これは、知的で理解力の高い人ほど起きやすい。
・なるほど、そういうことか
・確かにそう考えていたかもしれない
・理屈は分かる
ここで思考が止まる。
心理学的に言うと、
これは「認知的理解」と「行動変容」が
切り離されている状態です。
分かることと、
使えることは別。
コーチングは
“理解を増やす場”ではなく、
判断の前提が変わる場。
分かっただけで終わると、
現実は何も動きません。
多くの人が、
コーチングを「意識の会話」だと思っています。
でも実際に
行動を止めているのは、
意識ではなく無意識です。
・恐れ
・防衛
・過去の成功体験
・自己イメージ
これらが整理されないまま、
「じゃあ次はこれをやろう」
「行動を変えよう」
としても、
無意識は静かにブレーキを踏みます。
結果、
・先延ばし
・やる気が出ない
・なぜか別のことを始める
これはサボりではありません。
無意識が納得していないだけ。
少し厳しいけれど、
とても大切なポイントです。
人は、
変わらないことで
何かを守っています。
・失敗しない自分
・嫌われない立場
・今の人間関係
・これまでのアイデンティティ
コーチングで変わるということは、
これらを一部手放す可能性があるということ。
無意識は、
「それなら変わらない方が安全だ」
と判断します。
この恐れが言語化されない限り、
人は本気では動けません。
これは本人に自覚がないことが多い。
・セッションがないと不安
・決断のたびに相談したくなる
・コーチの言葉が判断基準になる
この状態では、
変わるどころか
自分で考える力が弱まっていく。
良いコーチングは、
クライアントが自立していく方向に働きます。
もし、
「受け続けないと前に進めない」
と感じているなら、
それはコーチングではなく
支え合いの形がズレている可能性があります。
逆に、
コーチングで変わる人には
はっきりした共通点があります。
それは——
「変わらない理由を、ちゃんと見ようとする」
・自分は何を怖れているのか
・何を守ろうとしているのか
・なぜ今の選択を続けてきたのか
これを
正解探しではなく、
理解として扱う。
この姿勢がある人は、
コーチングを受けなくても
少しずつ変わっていきます。
コーチングは、
人生を変えてくれる魔法ではありません。
でも、
自分の人生を自分で選び直せる状態に戻す
ための、非常に誠実な方法です。
変わらない人がダメなのではない。
まだ、
・守りたいものが見えていない
・恐れが言葉になっていない
・無意識が置き去りになっている
それだけのこと。
もしあなたが、
・コーチングを受けても変わらなかった
・同じテーマを何度も繰り返している
・理解は深まるのに現実が動かない
そんな感覚を持っているなら。
それは、
コーチングが向いていないのではありません。
次に見るべき層が、
ようやく見えてきただけです。
コーチングは、
「変われる人」だけのものではない。
変われない理由に、
誠実に向き合おうとした瞬間から、
初めて機能し始める。
これは本当にそうなんです。
これについては、また明日お話ししますね。
それでは、アディオス♡
三石 真己
この記事を書いた人

三石 真己(Maki Mitsuishi)
自己実現コーチ/水と声と意識の専門家。
19年以上にわたり「意識と現実の関係性」「人が同じパターンを繰り返す構造」を探究。
心理学の科学的視点とスピリチュアルの知見を融合し、思考・無意識・感情・身体感覚に直接アプローチする対話×構造化コーチングを提供。
本ブログでは、自己実現が進む人と止まる人の違いを、体験と構造の両面から綴る。